「電気/電子部品」のEOL(生産終了)対策の支援システム
対応したIT企業名

株式会社スリーエース
業務系システムの受託開発を行っております。「自社に最適なパッケージシステムがない」「現場の要望を聞きながらシステムをオーダーメイドしてほしい」といったリクエストにお応えいたします。

導入先の企業様

導入された企業様

電子機器製造業の企業様
産業用電子機器の設計・製造をされています。

デジタル化に取り組む前のお客様の課題

製造に使用する電気・電子部品が生産終了(EOL)になった時に次のような課題がありました。
<課題>
・EOLとなった部品の発生状況や、ラストバイ期日をアナログ管理しているため、関係者との情報共有や、最適なラストバイを行うことが難しい。
・ラストバイ後、部品仕入れ業者と部品確保数量の認識違いが発生する時がある。
・ラストバイ後、部品の枯渇時期(いつまで製品を製造できるか)が不明瞭なため、製品の設計変更や廃番の計画が立てづらい。

お客様が取り組まれたデジタル化の目的

今まではEOL部品の発生頻度が少なかったためアナログ管理による対応でも問題ありませんでしたが、近年EOL部品が増加し業務に支障が出るケースも出てきたため、「デジタル化」による課題解決を進められました。

デジタル化の概要

お客様が取り組まれたデジタル化の概要

・EOL部品の発生状況やラストバイ期限を見える化し、煩雑なラストバイ数の集計業務をデジタル化。
・ラストバイ後のEOL部品の在庫数や確保数(未納品分)をシステム管理。
・EOL部品の在庫が枯渇する時期やその部品を使用する製品の製造可能時期を予測し、製品の設計変更や廃番計画のアクションを促す。
詳細は下記の通りです。

デジタル化により得られた(期待できる)効果

・EOL部品の発生状況を関係者間で情報共有できるようになったため、部品のラストバイ業務を最適化することができました。(最適なタイミングで過不足なくラストバイ可能となりました。)
・仕入先業者との「ラストバイ後の確保数量」の認識違いが無くなりました。
・EOL部品発生による製品の設計変更や廃番計画を漏れなく対応することができるようになりました。

ワンポイントコメント

<EOL部品に関する課題をお持ちの企業様へ>
生産管理システムを導入されている場合、そのデータを活用することでEOL部品の課題を解決できることもあります。